三鷹市でキャンプをするなら|市内で泊まれる施設と長野県の川上郷自然の村

三鷹市でキャンプをしたいと思って探し始めると、市内の施設と、三鷹市が運営に関わる長野県の施設が一緒に出てきます。近所で気軽に泊まりたいのか、山の中でテントを張りたいのかによって、選ぶ場所はまったく違います。

地域情報メディア『三鷹みっけ』のエリア担当ライター、佃隆です。わたしは出かける場所を決めるとき、施設の写真より先に、家からの距離と帰宅までの時間を確認します。

この記事では、市内で宿泊できる場所、公園でできること、本格的なキャンプを楽しめる川上郷自然の村、予約や移動の注意まで、実際に予定を立てる順番でお伝えします。

目次

三鷹市内のキャンプ事情を知る

先に押さえておきたいのは、三鷹市内には、山や湖のそばにあるような一般的な公営キャンプ場がないことです。市立公園にテントを張り、そのまま夜を過ごすことも認められていません。公園での休憩と宿泊キャンプは別のものです。

検索結果に「三鷹」と「キャンプ」が並んでいても、所在地まで見ると長野県だったり、宿泊ではなくバーベキュー施設だったりします。わたしも最初はここで1度手が止まりました。名称だけでは、利用できる内容が分かりにくいんですよね。

市内で泊まるか、自然の中まで出かけるかを先に決めると、候補を絞りやすくなります。近さを優先するなら農園型の施設、本格的な自然を求めるなら市外のキャンプ場という分け方になります。

市内で泊まれる農園型の施設

三鷹市内で屋外宿泊を楽しめる場所として挙げられるのが、上連雀にある「あつまれ!!ぶどうの森グランピングフィールド」です。三鷹オーガニック農園の畑の中につくられた施設で、市街地から大きく離れずに屋外で一晩を過ごせます。

山間部の区画サイトへ自分のテントや寝具を持ち込むキャンプ場とは、少し性格が違います。農園の環境を生かしたグランピングが中心で、初めて屋外宿泊を試す家族にも考えやすい形です。遠出の負担を抑えられるのも市内ならでは。

所在地

三鷹市上連雀9丁目にある農園型の宿泊施設です。

施設の特徴

ぶどう畑や動物のいる農園で屋外宿泊を楽しめます。

利用の形

宿泊プランや利用日を選び、事前予約で利用します。

プランの内容や利用できる設備は、季節や予約日によって違う場合があります。寝具、食事、入浴、駐車方法に加え、雨天時にどこで過ごせるかも予約前に見ておくと安心です。屋根付きの場所があっても、すべての時間を雨にぬれず過ごせるとは限りません。

ぶどうの森が合いやすい家族

キャンプ用品をまだ持っていない家族や、子どもが屋外で眠れるか試してみたい家庭には、市内のグランピングが候補になります。移動が短ければ、出発前の準備に時間を使えますし、翌日の帰宅も読みやすいでしょう。

わが家でも出かける計画を立てるときは、楽しそうかどうかだけでなく、翌日の予定まで含めて話します。子どもが疲れた状態で長い帰路につくのか、市内から早めに戻れるのか。その違いは、思っている以上に大きなものです。

最初の1泊なら近さも立派な魅力です

一方、自分でテントを立て、たき火や調理を中心に楽しみたい方には、希望する過ごし方と合わないこともあります。持ち込み可能な道具や火気を使える範囲は、予約前の確認が必要です。場内では直火を避けるなどのルールも守りたいところです。

市立公園では宿泊できない

テントを張れる広さがある公園を見ると、短時間ならキャンプのように使えるのではないかと思うことがあります。ただし、三鷹市が管理する公園では寝泊まりできません。日よけ用の小型テントを昼間に使うことと、夜を越す宿泊は分けて考える必要があります。

火気の使用も原則として認められていません。一部の公園で期間限定の手持ち花火が試行される場合はありますが、それは宿泊やバーベキューを認めるものではないため、混同しないようにしたいところです。

子どもと公園でテントを広げてお弁当を食べるだけでも、十分に外遊びを楽しめます。泊まらなくても構わない日なら、近所の公園で昼間だけ過ごす選択も無理がありません。目的を宿泊に限定しないことで、休日の過ごし方が少し広がります。

農業公園では火を使える場合がある

三鷹市新川にある農業公園の自由広場は、所定の手続きを行えば火気を利用できる場所です。市内でバーベキューや屋外調理を楽しみたいときに候補となります。ただし、火を使えることと、キャンプ場として宿泊できることは同じではありません。

火気を使う場合や15人以上の団体で利用する場合は、事前に指定管理者への申し込みが必要です。ごみは持ち帰り、炭やまき、灰も持ち帰ることが基本。食材や油を地面へ落とさず、利用後は元の状態へ戻します。

  • 火気利用は事前に申し込む
  • ごみと炭はすべて持ち帰る
  • 食材や油を地面へ落とさない
  • 利用後は元の状態へ戻す

デイキャンプ気分を楽しみたい方には、農業公園の利用が合うことがあります。夕方には片付けて帰宅できるため、寝具や着替えを何日分も用意する必要がありません。宿泊するほどではないけれど、外で火を使って食事をしたい日に考えやすい場所です。

自然の中なら川上郷が候補

三鷹市に関係する本格的な野外施設として知っておきたいのが、長野県南佐久郡川上村にある三鷹市川上郷自然の村です。三鷹市内の施設ではありません。名前だけを見て近隣にあると思わず、所在地を地図で確かめておく必要があります。

川上郷自然の村は、市立小中学校の校外学習にも使われる施設です。宿泊室のほか、キャンプ場、体育館、グラウンドなどがあり、高原の自然の中で過ごせます。八ヶ岳方面への旅行を兼ね、数日かけて訪れる場所として考えるのが自然でしょう。

所在地

長野県南佐久郡川上村秋山53にある三鷹市の野外施設です。

施設の特徴

キャンプ場と宿泊室を備え、高原の自然を楽しめます。

利用の形

個人利用と団体利用があり、事前予約で申し込みます。

わたしも「三鷹市の施設」という言葉を見たときは、市内か多摩地域にあるものと思っていました。住所を確認すると長野県で、ここで予定を立て直した経験があります。施設名より所在地を先に確かめるだけでも、移動時間の見落としを避けられます。

川上郷は泊まり方を選びやすい

川上郷自然の村の良さは、キャンプだけに限定せず、宿泊室も含めて計画できることです。全員がテント泊に慣れている家族ならキャンプ場を検討できますし、初めての高原旅行なら宿泊棟を利用する方法もあります。

子どもは外で過ごすことを楽しみにしていても、夜の冷え込みや暗さを実際に経験すると、落ち着かなくなる場合があります。大人も地面の硬さや周囲の物音で眠れないことがあるもの。家族全員の経験を見ながら泊まり方を選べるのは助かります。

泊まり方考えやすい利用場面
キャンプ場テントや屋外生活に慣れた家族で自然を楽しみたい場合
一般宿泊室屋外活動と室内での睡眠を両立させたい場合
団体宿泊室学校や団体など複数人で利用する場合

夏でも標高の高い地域では、朝晩に気温が下がることがあります。三鷹を出発するときの服装だけで判断せず、現地の天候と最低気温を見ておくと持ち物を決めやすくなります。雨具や上着は、使わなければそれでよいくらいの気持ちで用意する品です。

三鷹から川上郷への行き方

車で向かう場合は、中央自動車道を利用して長野方面へ進む長距離移動になります。道路状況や休憩を含めれば、地図に表示される時間だけでは足りないこともあります。子どもと一緒なら、途中で休む場所まで考えておくほうが自分には合っています。

電車の場合は、三鷹駅から中央本線方面へ進み、小淵沢駅で小海線へ乗り換えて信濃川上駅を目指す行き方があります。最寄り駅から施設までは距離があり、予約制の送迎を利用できる場合があります。宿泊予約と一緒に送迎の希望を伝える流れです。

見落としやすいのが、帰りの時間です。行きは予定どおりでも、帰りは片付けや子どもの着替えに時間がかかります。翌日に学校や仕事があるなら、現地を何時に出るかまで決めておくと、最後まで落ち着いて過ごせるでしょう。

予約前に家族で決めたい内容

キャンプ場の予約画面を開く前に、家族で利用日、人数、泊まり方を話しておくと手続きが進みます。設備を見ながら決め始めると、魅力的な写真に目が移り、最初に考えていた予算や移動時間を忘れてしまうことがあります。

STEP
行きたい日を1日選ぶ

家族の予定を見て、第1希望の日と宿泊数を決めます。

STEP
泊まり方を話し合う

テント泊と宿泊室のどちらを希望するか決めます。

STEP
必要な設備を確認する

寝具、食事、入浴、調理器具、駐車方法を確かめます。

川上郷自然の村では、氏名、住所、電話番号、利用日、泊数、部屋の種類、人数などを伝えて申し込みます。宿泊予約の変更や取消には期限があり、期限を過ぎると取消料がかかる場合があります。予定が変わったときは、早めに施設へ連絡したいところです。

グランピング施設でも、キャンセルの扱いや雨天時の営業、利用できる人数はプランによって異なります。料金だけを見るのではなく、変更条件まで読んでおくと家族の体調不良にも対応しやすくなります。子どもとの外出では、予定どおりにいかない日もありますから。

無理のない1泊を選びたい方へ

今日できる小さな1歩は、地図を開き、市内の施設と川上郷自然の村までの移動時間を1度見比べることです。候補日を決める前でも構いません。家からの距離が分かるだけで、日帰り、近場の1泊、高原への旅行という違いが見えてきます。

わたしは、設備の多さより、家族が帰宅するところまで無理なく想像できる場所を選びたいと感じています。近所の農園で初めての屋外宿泊を楽しむのも、時間をかけて川上村へ向かうのも、それぞれ違った良さがあります。

今週末、家族がそろったときに候補を1つだけ地図に保存してみてください。その1つが決まれば、料金や持ち物を調べる時間にも少し余裕が生まれます。みなさんの暮らしに合う、気持ちのよい1泊につながったらうれしいです。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

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この記事を書いた人

「三鷹みっけ」編集長・佃隆

三鷹市在住の佃隆です。地域情報メディア『三鷹みっけ』で、暮らしに役立つ地元情報をわかりやすく発信しています。

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