4-0。数字だけ見ると大差ですが、日本代表がこれほどすっきりした形でW杯のグループステージを勝ち切ったのは、最近の大会ではなかった気がします。チュニジア戦を家で見ていて、前半4分の先制ゴールのあと、思わず「これ、いいんじゃないか」と独りごちていました。W杯本大会でアジアの国が4点差勝利を記録したのも史上初だそうです。
三鷹市在住、地域情報メディア『三鷹みっけ』のライター、佃隆です。わたしはサッカー観戦をいつもテレビで見るタイプで、スタジアムに行くのはよほど段取りが整ったときだけ。代表戦は見にいったことがあります。でもW杯の時期は、家族と一緒に画面の前に集まるのが習慣になっています。
今回は、第2節チュニジア戦の結果と見どころの振り返り、そして残り1試合・スウェーデン戦に向けて何を見ておくといいか、わたしなりに整理してみます。
チュニジア戦は4-0の快勝、日本史上最多得点
2026年6月21日(日本時間13時キックオフ)、メキシコ・モンテレイのエスタディオ・モンテレイで行われたグループF第2節、日本対チュニジアは4-0で日本の勝利。
W杯1試合4得点は、日本代表として大会史上最多得点。アジア勢としても初の記録だそうで、終わってみれば歴史に残る一戦でした。
4点の流れを振り返ると見えてくること
この試合で最初に目を引いたのは、開始4分の鎌田大地選手のゴールです。GK鈴木彩艶からのビルドアップで敵陣へ入り、上田選手、田中碧選手、中村敬斗選手とつないでの先制点。日本人選手のW杯史上最速ゴールという記録も出ました。
31分には上田綺世選手がペナルティエリア手前からの強烈なミドルを左隅に決めて2-0。後半69分は伊東純也選手が田中碧選手のパスから裏へ抜け出してGKとの1対1を制し、83分に上田選手がヘディングでダメ押し。得点者はこの4人。
- 4分 鎌田大地
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W杯日本人史上最速ゴール(従来は2018年香川の6分)
- 31分 上田綺世
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ペナルティエリア手前からの強烈なミドルシュート
- 69分 伊東純也
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裏へ抜け出してGKとの1対1を冷静に制した追加点
- 83分 上田綺世(2点目)
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佐野海舟のクロスに頭で合わせてダメ押しの4点目
森保監督の先発変更がはまった試合でした
オランダ戦から先発4人を変更したという話があって、正直「どう出るのかな」と見ていたんです。でもその采配がいきなり当たって、先制ゴールからの流れがすごく自然だった。
ビルドアップから崩す形が整っていて、チュニジアが早くから引いて守る戦い方をとったこともあり、前半で主導権を掌握できた印象。途中まで1点差だったオランダ戦とは、ゲームの運び方がかなり違いました。
グループF第2節終了後の順位と状況
この結果を受けて、F組の順位はこうなっています。
| 順位 | チーム | 勝ち点 | 得失点差 |
|---|---|---|---|
| 1位 | オランダ | 4 | +4 |
| 2位 | 日本 | 4 | +4 |
| 3位 | スウェーデン | 3 | +3 |
| 4位 | チュニジア | 0 | -11 |
オランダと日本はどちらも勝ち点4、得失点差+4で並んでいる状態。1位か2位かは最終節の結果次第で、スウェーデン戦で引き分け以上ならグループ2位以上が確定します。
スウェーデンはどんなチームか、少し確認する
スウェーデンはグループF第1節でチュニジアに5-1で大勝、しかし第2節ではオランダに5-1で大敗という、波のある展開になっています。
大量失点からの最終節。「勝たなければ敗退」の状況でぶつかってくる相手、というのが日本にとってのスウェーデン戦の現実。油断できる試合では全然ないですね。
決勝トーナメントの進出条件を整理しておく
今大会は出場国が48か国に拡大し、グループステージの各組から上位2チームに加えて、3位の中でも成績上位8チームが決勝トーナメントへ進める形になっています。
- 勝利→勝ち点7で1位か2位が確定
- 引き分け→勝ち点5で2位以上が確定
- 敗戦→勝ち点4で2位か3位の可能性あり
引き分けでも2位以上が確定する状況。もちろん勝ちに行く試合なのは間違いないですが、「負けたら終わり」ではないというのはひとつの事実として知っておいて損はないかなと感じています。
スウェーデン戦の日程と視聴方法の確認
グループF第3節、日本対スウェーデンは日本時間2026年6月26日(金)午前8時キックオフ。会場はアメリカ・ダラスのAT&Tスタジアム(ダラス・スタジアム)です。
地上波生中継。テレビがあればすぐ見られます。
日本代表戦は無料配信。スマホ・PCで見られます。
BS環境があれば4K放送でも視聴できます。
平日の朝8時というのはなかなか悩ましい時間帯ですね。仕事前に見るか録画かで迷う方も多いと思いますが、DAZNは見逃し配信もあるので、リアルタイムで見られない場合は録画+DAZN見逃しの組み合わせが動きやすいです。

6月26日朝8時、この時間に家族と画面の前に集まれたら最高ですね
東京ドームシティのパブリックビューイング
JFA公式のパブリックビューイングが、文京区のblue-ing!と東京ドームシティ・セントラルパークで開催されています。
- 東京ドームシティ・セントラルパーク:1,000円(定員300名)
- blue-ing! PARKエリア:大人6,500円(定員150名)
- blue-ing! DISCOVERYエリア:3,000円(定員50名)
三鷹から東京ドームシティへは、中央線で水道橋まで約20分。アクセスは分かりやすいほうです。1,000円のセントラルパーク枠はコスパがよく、先に埋まりやすいので予約状況の確認を先にやっておくと動きやすいですよ。
TOHOシネマズで映画館観戦という選択肢
TOHOシネマズ新宿・池袋・渋谷など12劇場でも、日本代表戦のパブリックビューイングが開かれています。映画館の大スクリーンと音響で見られるので、雰囲気はかなり独特です。
わたしは一度映画館での観戦を試してみたことがあるのですが、音の入り方が違うんですよね。ゴールの瞬間の歓声も含めて、思ったより没入感がありました。座席が確保されているので、混雑のストレスも少ないです。
6/21のチュニジア戦は新宿・池袋・渋谷・大井町・川崎などで実施。6/26のスウェーデン戦は上野・六本木ヒルズも加わります。チケットは試合直前に完売することが多いため、今週中に確認しておくと安全です。
決勝トーナメントに進んだ場合の試合日程
決勝トーナメントのラウンド・オブ・32は2026年6月28日(日)から7月3日(金)。ラウンド16は7月4日(土)から7月7日(火)、準々決勝が7月9日(木)から7月11日(土)という流れです。
グループ1位か2位かで初戦の対戦相手も変わってきます。今大会は出場国が多い分、決勝まで8試合というスケールの大きさ。先を見すぎてもしょうがないですが、頭の片隅に入れておくと日程確認が楽です。
長友佑都選手「三鷹には愛着があります」
長友選手は愛媛県出身ですが、三鷹市の広報に本人コメントとして、北京五輪前に「1カ月前ぐらいまで三鷹市内に住んでいたので、三鷹には愛着があります」という発言が掲載されています。
FC東京所属として日本代表に選出され、長友選手自身5回目のW杯選出。FC東京公式でも「この5大会目のワールドカップは、FC東京でなければつかむことができなかった」とコメントしています。日本人初となる自身5度目のFIFAワールドカップで、 「FIFA World Cup Legacy Patch(レガシーパッチ)」 を与えられています。
FIFAは2026年大会から、個人の功績を称える特別パッチを導入していて、5回目、またはメッシ、C・ロナウド、オチョアのように6回目のW杯に出る選手を称えています。メッシやクリロナと同様に称えられているというのは誇らしいですね。
塩貝健人選手(國學院久我山出身)
國學院久我山出身の塩貝健人選手は、W杯初戦オランダ戦で84分から出場。公式アシストではないが、投入直後の猛チェイスで流れを変え、鎌田大地の劇的同点弾につながる終盤の攻勢に貢献しました。
最後にわたしからひとこと添えると
チュニジア戦、前半の鎌田選手の先制点が入った瞬間、妻も「えっ、もう入ったの」と目を丸くしていて、あのリアクションが試合の雰囲気をよく表していたと思います。
選手の活躍は目を見張るものがあるので、勝手につながりをいろいろ見ました。
日本代表のエンブレムに描かれる八咫烏。三鷹みっけ編集長の佃隆は三重県出身で、八咫烏ゆかりの熊野神社にも参拝したことがあります。“導きの神”である八咫烏に、一生懸命お願いしながら、日本代表を応援しています。
スウェーデン戦は6月26日(金)の朝8時。今週のうちに録画の予約だけでもしておくと、当日に焦らなくて済みます。DAZNのアカウントをまだ作っていない方は、日本代表戦は無料で見られるので、この機会に登録してみるのも一つです。
試合当日、家族と画面の前でドキドキしながら見る時間は、それだけでなかなかいいものですよね。引き分けでも通過の可能性は残る状況ですが、欲を言えば勝ち切る試合を見せてほしい。この週末のうちに視聴の段取りを一つ決めておくだけで、金曜の朝がぐっと楽しみになるはずです。ぜひ一緒に応援しましょうね。













