上の子の保育園が決まったあとに、下の子の入園をどう考えればいいか、迷っている方は多いと思います。兄弟ポイントがどこまで効くのか分からないと、申込みの順番も決めにくいですよね。
地域情報メディア『三鷹みっけ』のエリア担当ライター、佃隆です。三鷹でファミリーカイロプラクティック三鷹院を営んでいて、来院された方からもこの話をよく聞きます。
この記事では、三鷹市の兄弟ポイントの仕組みから、同園加点と同時申込み加点の違い、申請前に確認したい点まで、順番に確認していきます。
三鷹市の兄弟ポイントとはどんな仕組みか
三鷹市の保育園入所選考は、就労時間などで決まる基準点数に、家庭の事情に応じた調整点数を上乗せした合計点数で入所者を決める仕組みになっています。この調整点数の中に、いわゆる兄弟ポイントと呼ばれる加点が含まれています。
名前だけ聞くと一つの加点のように感じますが、実際は二種類に分かれていて、対象になる条件も点数もそれぞれ違います。混同したまま申込みを進めると、あとから書類を出し直す手間が増えてしまうこともあります。
わたし自身、来院された方からこの話を聞かれるたびに、まず二種類の加点があることを説明するようにしています。名前が似ているぶん、最初にきちんと分けて覚えておく方が後で楽になると感じています。
同園加点と同時申込み加点の違い
兄弟ポイントには、上の子が通っている園に下の子も入りたい場合につく加点と、二人を同じ入所希望月に申込む場合につく加点があります。この二つを分けて覚えておくと、申込みの前に迷いにくくなります。
- 同園加点
-
上の子が申込む園に既に在園している場合につく加点で、4点です。
- 同時申込み加点
-
申込む子ども以外の兄弟姉妹が同時に申込んでいる場合につく加点で、3点です。
どちらも三鷹市の公式基準に定められた加点です。数字だけ覚えるより、自分の家庭がどちらに当たるかを先に確認しておく方が、結果として動きやすいと感じています。
きょうだいの同時申込みで選べる五つの条件
きょうだいを同じ入所希望月に申込む場合は、申込書のきょうだい条件の欄で五つの選択肢から一つを選ぶ必要があります。同時かつ同じ園を必須にするのか、園がそろわなくても入所を優先するのかで結果が変わってきます。
よく迷うのが、この条件の選び方です。希望順位が高い園に別々に内定する場合と、多少順位が下がっても同じ園に入れる場合とでは、暮らしの負担がまったく違ってくるので雑に決めたくない部分だと思います。
条件の設定は世帯としてそろえる必要があり、あとから変更したい場合も所定の期間内に手続きが必要になります。申込む前に、パートナーと一緒にどの条件を優先したいか話しておくと当日に慌てずに済みます。
新規申込みで複数の加点が重なった場合の上限
新規で申込む場合、認可外保育施設等の利用や兄弟姉妹の在園、同時申込みなど、複数の加点が同時に当てはまることもあります。ただ、いくつ重なっても点数が無限に増えていくわけではありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 認可外保育施設等の利用 | 月48時間以上預けている場合に加点対象になることがあります |
| 兄弟姉妹が同園に在園 | 加点対象です |
| 兄弟姉妹が同時申込み | 加点対象です |
見落としやすいのが、この上限の扱いです。三鷹市の基準では、複数の加点が重なっても一定の点数を超えることはなく、あらかじめ範囲が決められています。仕組みを知っておくだけでも、点数の見通しが立てやすくなります。
兄弟で同じ園に入りたい時に見る順番
同じ園に二人を入れたい場合、まず見るのは希望する年齢クラスの空き状況です。空きがなければ、加点があっても同じ園への入所が難しくなる場合は十分にあります。
まず希望する園の年齢クラスに空きがあるか確認します。
上の子が在園中か、これから二人一緒に申込むのかを確認します。
加点の対象になる書類を早めに揃えておきます。

同園加点は申込み時点で在園していることが条件です
自分ならここで一度、空き状況と募集人数の両方を見るようにしています。順番を決めてから動くなら、当日になって焦る場面がぐっと減りますよ。
多胎児の同時申請で見落としやすい点
双子など多胎児の同時申請では、第一希望の園で同時入所が難しいと分かった場合、第二希望以下で同時入所できる園がはっきりしていれば、そちらに内定が出る仕組みになっています。希望順位の並べ方が結果に直結します。
よく迷うのが、この希望順位の書き方です。書く順番一つで結果が変わることもあるので、雑に決めたくない部分だと思います。上の子だけでなく、下の子の生活リズムも合わせて考えておきたいところです。
きょうだいの育休中に気をつけたい点
先に確認しておきたいのは、育休中の扱いです。三鷹市の資料では、上の子の入所後に下の子の育児休業を取る場合、保育の必要量は原則として保育短時間に切り替わるとされています。
育児休業中は保育短時間の認定に変わる点だけでも見ておくと安心です。復職の際は、復職証明書などの提出が必要になります。
うっかり忘れやすいところなんですよね。育休の予定が決まった時点で、一度カレンダーに復職予定日と提出期限をメモしておくだけでも、申込み後のトラブルをかなり減らせると思います。
申請前に準備しておきたい書類一式
兄弟ポイントの対象になる場合、通常の入所申込みに必要な書類のほかに、状況を確認できる書類が追加で必要になることがあります。書類の名前が似ているものも多く、取り違えやすい部分です。
- 保育所等入所(転所)申込書兼認定申請書
- 児童状況書
- 入所・転所に関する確認票
- 就労証明書(保護者1・2それぞれ)
- 育児休業(予定)届(取得している場合)
どの書類が必要かは家庭の状況によって変わるため、迷ったら早めに窓口で聞いておくなら無理がありません。書類の有効期限が発行日から三か月以内とされているものもあるので、余裕を持って準備しておくと安心です。
点数が同じだった時に確認される順位
合計点数が同じ世帯が複数いる場合は、基準点数の高い方や、就労など選考項目の優先段階に基づいて順位が決まる仕組みになっています。兄弟ポイントの3点や4点が、この場面で意味を持つこともあります。
点数の開示は本人からの請求で確認できますが、他の家庭の点数までは分かりません。順位付けそのものも行われていないため、自分の点数を知ったうえで一つずつ確認していく形になります。
三鷹駅周辺で相談できる窓口の場所と時間帯
申込みや点数の相談は、三鷹市役所本庁舎四階の子ども育成課で受け付けています。以前わたしも場所が分からず、行く前に一度地図で確認してから向かいました。駅からは少し歩く距離なので、みなさんの買い物や通院のついでに寄れる日を決めておくと動きやすいです。
平日は時間帯によって窓口の混み方がかなり変わります。午前中の早い時間や、月末の締切間際は特に混みやすい印象があります。電話でも相談を受けてもらえるので、来庁が難しい日はまず電話で聞いてみるのも一つの手だと思います。
兄弟ポイントで悩んでいる方へ伝えたいこと
今日か明日、上の子の在園証明や就労証明などの手元にある書類を、一度机の上に並べてみるだけでも十分だと思います。
わたし自身、来院された方にこの話をするたびに、書類の名前を覚えるより先に今の状況を確認する方が動きやすいと感じています。兄弟ポイントも、まず自分の家庭がどの加点に当たるかが分かれば、それだけで気持ちが軽くなります。
今週末、少し時間を作って書類を確認してみてくださいね。













