【三鷹市】防災教室、出前講座と総合防災訓練はどう違う?

町内会や子どもの学校のPTAから、防災について話す会を開いてほしいと頼まれても、誰に相談すればいいのか分からず手が止まることがあります。

地域情報メディア『三鷹みっけ』のエリア担当ライター、佃隆です。三鷹でファミリーカイロプラクティックの院を構えていて、防災の相談を受けたときはまず場所と混みやすい時間から話すようにしています。

今回は三鷹で使える防災の学びの場を、申し込みの順番と会場の確認点、体験できる場所の三つに分けて整理していきます。

目次

三鷹市の防災教室でまず迷ってしまうこと

三鷹で防災教室と呼ばれているものは、実はひとつではありません。町会向けの出前講座、地域全体で行う総合防災訓練、防災センターでの体験と、内容も申し込み先も違います。

見落としやすいのが、この三つを同じものとして探してしまうことです。まず自分がどの立場で参加したいのかを決めると、次に見る窓口が自然に絞れます。

順番を決めておくだけで、電話をかける先も変わってきます。ここから一つずつ、実際の申し込みの流れに沿って見ていくことにします。

防災出前講座とはどんな講座か

「防災出前講座」は、防災に詳しいリーダーや市の防災課職員が、日頃活動している仲間やグループのところへ来てくれる講座です。堅い説明会というより、質問しながら聞ける場という印象です。

内容は自分の命や家族の命を守る自助と、隣近所で助け合う共助のポイントが中心になります。希望する内容に合わせて、講師との調整もできます。

対象は町会や自治会だけでなく、サークルや子ども会などの活動グループも含まれます。人数が少なくても相談できると分かって、ほっとしたのを覚えています。

出前講座に来てくれる講師はどんな人か

講師は特定非営利活動法人Mitakaみんなの防災の防災リーダーか、三鷹市防災課の職員が務めます。どちらも地域の事情に詳しく、質問しやすい距離感の人たちです。

正直に言うと、最初は行政職員が来ると聞いて、少し身構えていました。実際に話を聞くと、雑談のような柔らかい調子で進めてくれて、とても安心したのを覚えています。

資料を読み上げるだけの説明ではなく、その場の質問にも答えてくれる進め方です。分からないことをその場で聞けるのは、正直ありがたいですね。

申し込みの流れで確認しておきたいこと

申し込みは書類を出すだけですが、順番を知っておくと当日まで慌てません。ここでは基本の流れを三つに分けておきます。

STEP
申込書に記入する

防災出前講座実施申込書に、団体名や希望内容を記入します。

STEP
提出方法を選ぶ

直接持参、郵送、メールのいずれかで申込書を提出します。

STEP
連絡を待つ

講師の調整が終わると、担当者から日程の連絡が届きます。

直接持参する場合は、平日の午前9時から午後5時までの間に、元気創造プラザ5階の窓口へ向かうと確実です。実施は原則平日で、土日や夜間は事前の相談が必要になります。

書類を出したあとは、こちらから催促の連絡をしなくても大丈夫なことが多いです。気になるときだけ、事務局に一度確認すれば十分です。

会場選びで雑に決めたくない点

雑に決めたくないのが会場です。人が集まりやすい場所かどうかで、当日の出席率もずいぶん変わってきますし、口コミが良くても場所が分かりにくいと足が向きにくくなります。

会場の準備

会場は、申し込んだ団体側であらかじめ用意する決まりになっています。

駅からの行き方

行き方がぱっと分からない場所だと、参加者が後回しにしてしまいがちです。

当日の人数

参加人数によって、講師の説明時間や資料の準備量が変わることがあります。

駅から遠い会場だと、参加をためらう人が出てくるのも自然なことだと思っています。中央通りに近い会場なら、帰り道に寄りやすく足も向きやすくなります。

元気創造プラザで体験できることとは

元気創造プラザは、防災出前講座を担うNPO法人Mitakaみんなの防災の事務局がある建物です。三鷹中央防災公園と一体になっていて、防災を身近に感じられる場所になっています。

毎年行われる三鷹市総合防災訓練では、初期消火や起震車、はしご車の体験ができます。開催場所や日程は年度ごとに変わる仕組み。参加前に公式情報の確認が必要です。

起震車の体験は、思っていたより揺れが大きく、正直に言うと少し身構えてしまいました。それでも体で覚えられる分、話を聞くだけより記憶に残る気がしています。

出前講座と防災訓練は何が違うのか

よく迷うのが、出前講座と総合防災訓練のどちらに申し込めばいいのかということです。似ているようで、対象も進め方もまったく違います。

項目内容
対象出前講座は町会や活動グループ、防災訓練は地域の住民全体が対象です
開催の頻度出前講座は依頼ごとに開かれ、防災訓練は年に一度が基本です
体験の有無出前講座は説明が中心で、防災訓練は起震車などの体験が中心です
申し込み先出前講座はNPO法人へ、防災訓練は開催地区の窓口へ確認します

自分たちの人数や目的に合わせて、まず説明を受けたいのか、体で覚えたいのかを決めると選びやすくなります。

子どもと一緒に参加するときに気になること

子どもがいると、平日夜の出前講座には連れて行きにくいと感じることがあります。説明が中心の講座は、小さな子には少し長く感じられるようです。

一方で、総合防災訓練のような体験型の場は、休日開催が多く、子どもと一緒でも動きやすいです。うちも週末に家族で出かけたことがありました。

実際に見てみると、起震車の順番待ちが思ったより長く、混みやすい時間が読めないまま並んだことがありました。開始直後の時間帯を選んでおけば良かったなと感じています。

起震車、子どもも一緒に並べて良かったです

平日と土日で参加のしやすさが変わる

平日と土日では、防災を学べる場の選び方が変わります。人の流れは時間帯でずいぶん変わる。駅まわりや中央通りを通っていて、よく感じることです。

  • 平日午前は出前講座の相談がしやすい
  • 平日夕方は駅周辺が混みやすい
  • 土日午前は防災訓練の体験が動きやすい
  • 土日午後は買い物客と重なりやすい

人に聞かれたときは、まず場所と混みやすい時間から話すようにしています。時間帯が分かるだけで、無理なく動けると感じてもらえることが多いです。

地区ごとの自主防災組織という選択肢

出前講座や訓練だけでなく、地区ごとの自主防災組織に相談する方法もあります。町会よりもさらに地元に近い単位で、日常的に活動している団体です。

大沢、東部、西部など、地区ごとに事務局の連絡先が分かれているのが特徴です。まず自分の地域がどの区分に入るのかを確認すると、話がスムーズに進みます。

継続的に関わりたい場合は、単発の講座よりもこちらのほうが合っていると感じる方も多いようです。訓練の運営そのものに関われる点は、出前講座とは違う魅力だと思います。

最後にわたしから伝えたいこと

今週末、町会や子どもの集まりで防災の話が出たら、まず防災出前講座実施申込書を確認してみるといいと思います。書類自体はそれほど難しくありません。

わたし自身、最初は出前講座と防災訓練を同じようなものだと思っていました。実際に調べてみると対象も進め方もまったく違っていて、早く知っておけば良かったと感じています。

元気創造プラザまでの行き方だけでも先に見ておくと、当日の気持ちがぐっと軽くなります。今週末、少しだけ調べてみてくださいね。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

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この記事を書いた人

「三鷹みっけ」編集長・佃隆

三鷹市在住の佃隆です。地域情報メディア『三鷹みっけ』で、暮らしに役立つ地元情報をわかりやすく発信しています。

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