親やパートナーの体調が心配になってきて、「そろそろ要介護認定を取ったほうがいいのかな」と思いつつ、どこに連絡して、何を用意すればいいのか分からないまま時間だけ過ぎてしまうことがありますよね。
地域情報メディア『三鷹みっけ』のエリア担当ライターで、ファミリーカイロプラクティック三鷹院をやっている佃隆です。わたし自身も駅前や中央通りをよく通るので、できれば「行きやすくて、混み具合もイメージしやすい」窓口から動きたいほうなんですよね。
この記事では、三鷹市などで要介護認定を初めて申請するときに、「まずどこに相談して、どんな流れで進むのか」を一通り押さえられるように、申請の窓口、必要な準備、訪問調査で気をつけたいことまで順番にまとめました。
要介護認定を申請するタイミングの目安
まず押さえておきたいのは、「転んでから」「入院してから慌てて」ではなく、日常生活の中で「あれ、前より手助けが増えてきたな」と感じ始めたタイミングで、要介護認定の申請を考えておくほうが動きやすいという点です。
例えば、買い物の荷物を持てなくなってきた、トイレやお風呂で付き添う時間が増えた、夜間に何度も起きて付き添うことが増えたなど、介助している家族側の負担が少しずつ積み重なってきたときが、ひとつの目安になります。
わたしも仕事帰りに駅前でご家族から相談を受けることがありますが、「まだ自分で歩けるから」と本人が頑張ってしまうケースほど、家族側の疲れがたまりやすい印象があります。
三鷹市での申請窓口と連絡先の考え方
三鷹市で要介護認定の申請をする場合、基本的な窓口は市役所の介護保険担当や地域包括支援センター、高齢者あんしんセンターなどになります。
市役所本庁舎の介護保険担当課での窓口申請に加えて、郵送やオンライン申請(マイナポータル経由)に対応している自治体もあり、三鷹市も今後様式が変わることがあります。
駅からの距離が気になる方は、まず自宅からの帰り道に寄りやすい地域包括支援センターに電話して、「要介護認定の申請を考えている」と伝えてみると、担当のエリアや動き方を教えてもらいやすいです。
- まず確認したい相談先
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市役所介護保険担当課か地域包括支援センターへ電話で状況を伝え、申請窓口や動き方を教えてもらう
市の公式サイトは制度名が多くて分かりにくいと感じるときは、電話で「初めての申請で、何をしたらいいか知りたい」とだけ伝えると、担当の部署につないでもらえます。
申請前に準備しておく主な書類
要介護認定の申請に必要な書類は、基本的にどの自治体でも似ていて、介護保険の被保険者証、申請書、本人確認書類、40歳~64歳の場合は健康保険証などが求められます。
申請書の様式は市区町村ごとに異なり、最近は国が進めている「介護情報基盤」に合わせて、新しい様式に切り替えが進んでいるので、必ず最新の書式を市の窓口かホームページで確認する必要があります。
印鑑が不要な自治体も増えてきましたが、代理で家族が申請する場合などは必要なケースもあるため、事前に確認しておくと当日に慌てずに済みます。
- 介護保険被保険者証(65歳以上)
- 健康保険証(40歳~64歳の方)
- 本人確認書類(マイナンバーカードなど)
- 申請書(市の様式を入手)
書類の細かい内容や必要な枚数は変更されることもあるため、申請の前に必ず三鷹市の公式情報や窓口で確認してから動くのが安心です。
要介護認定申請から結果通知までのおおまかな流れ
要介護認定を受けるまでの全体の流れは、どの自治体もほぼ共通していて、「申請→認定調査→主治医意見書→一次判定→二次判定(認定審査会)→結果通知」という順番で進みます。
市区町村に申請が受理されると、市や委託を受けた調査員が自宅や施設を訪問して心身の状態を聞き取る「認定調査」が行われ、並行して市が主治医に意見書の作成を依頼します。
その後、コンピュータによる一次判定と、介護認定審査会での二次判定を経て、原則30日以内をめどに要介護度が決まり、「要支援1~2」と「要介護1~5」、もしくは非該当という結果が本人に通知される流れです。
市区町村へ申請→訪問調査と主治医意見書→一次判定と二次判定→結果通知とケアプランの準備
認定結果が出たあと、要介護や要支援と判定された場合は、地域包括支援センターやケアマネジャーと一緒にケアプランを作り、実際に受けるサービスの内容を決めていきます。
訪問調査当日に意識しておきたいこと
訪問調査は、自宅や入院先などで、市区町村の職員や委託されたケアマネジャーが、立ち上がりや歩行、着替えやトイレの状況、記憶や会話の様子などを質問しながら確認していく場面です。
このとき、「調子が良い日」の姿だけでなく、普段どのくらい介助が必要なのか、夜間の様子や転倒の不安なども、家族が一緒に具体的に伝えておくと、実際の生活に近い情報が認定に反映されやすくなります。
なんとなく見栄を張って「大丈夫です」と答えてしまうと、結果的に必要なサービスが受けにくくなることもあるので、良い日と悪い日の差も含めて、肩の力を抜いて伝えるイメージで臨むのがおすすめです。
- 事前にメモしておきたい内容
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普段困っている動作や家族が負担に感じている場面、最近あった転倒や入院などを具体的に書き出しておく
わたしなら、調査当日はいつもの生活に近い時間帯を選びつつ、家族の誰かが同席して一緒に説明できるように予定を合わせておくほうが、後から悔いが残りにくいと感じています。
要介護度の区分と結果が出たあとの動き方
認定結果は、「非該当(自立)」「要支援1・2」「要介護1~5」の7段階とされていて、数字が大きくなるほど必要な介護の量が多いというイメージです。
要支援と判定された場合は、主に介護予防サービスや地域の体操教室などを中心に、要介護と判定された場合は訪問介護やデイサービス、福祉用具のレンタルなどを組み合わせてケアプランが作られていきます。
結果の通知書が届いたら、まずはケアマネジャーや地域包括支援センターの職員と一緒に、「今いちばん困っていること」から優先順位を決めていくと、サービスの選び方に迷いにくくなります。
| 区分 | イメージ |
|---|---|
| 要支援1・2 | 生活機能の低下があり、介護予防や見守りが中心の状態 |
| 要介護1~3 | 歩行や身の回りに一部介助が必要で、デイサービスや訪問介護を活用しやすい状態 |
| 要介護4・5 | ほぼ全介助に近く、在宅か施設かも含めて検討していく状態 |
もし非該当の結果が出たとしても、地域の見守りや介護予防教室など、使える支援がまったくゼロになるわけではないので、落ち込みすぎずに次に相談できる先を確認しておくと気持ちが少し楽になります。
新規・更新・区分変更など申請の種類
要介護認定の申請には、初めて受けるときの「新規申請」、有効期間が切れる前の「更新申請」、状態が変わったときの「区分変更申請」など、いくつかの種類があります。
初めての場合は新規申請になりますが、認定の有効期間は状態によって異なり、更新の案内が届いたら早めに申請しておくと、サービスが途切れにくくなります。
また、「最近明らかに介助の量が増えた」と感じるときには、更新を待たずに区分変更申請を検討することもできるので、その際はケアマネジャーや地域包括支援センターに、今の状態を一度相談してみるのが安心です。
- 初めては「新規申請」で市区町村へ
- 更新案内が届いたら早めの申請を意識
- 状態悪化時は「区分変更申請」も選択肢
申請の種類によって必要な書類やタイミングが少し変わるので、案内の封筒が届いたときに、家族で一度カレンダーを見ながらスケジュールを確認しておくと安心です。
家族で負担を抱え込みすぎないための視点
意外と知られていないのですが、要介護認定の申請は、本人だけでなく家族や地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、入所中の施設などが代わりに行うこともできます。
ひとりで介護を担っていると、どうしても「ここまで頑張れているから、まだ申請は早いかもしれない」と感じてしまいがちですが、外から見た負担感を一度言葉にしてもらうことで、客観的なタイミングが見えてくることがあります。
わたしも同世代の方から、「仕事帰りにデイサービスのお迎え時間を意識しながら動くようになってきた」と聞くと、それはそろそろ専門職と一緒に考えたほうが楽になる時期だろうなと感じることが多いです。

家族だけで抱え込まず、地域包括支援センターに一度相談してみるのがおすすめです
「どこまで家族で頑張るか」と「どこから制度を使うか」の線引きは、人によって本当に違うので、正解を探すというより、自分たちの暮らしに合ったバランスを見つけていく感覚に近いのかなと感じています。
申請方法の選び方と三鷹からの動きやすさ
申請の方法は、市役所窓口に行って直接出すほか、郵送やマイナポータルからのオンライン申請に対応している自治体もあります。
三鷹の場合、平日の昼間に市役所へ行くのが難しい方も多いと思うので、仕事の合間に書類を準備して郵送で出す、一度だけ窓口へ行き、あとは電話でやり取りするなど、自分たちの生活リズムに合う方法を選ぶと無理がありません。
わたしなら、通勤や子どもの送り迎えで通るルートの途中にある相談先を一つ決めておいて、何かあったときにそこへ立ち寄れるようにしておくと、気持ちのハードルがだいぶ下がると感じます。
- 申請方法を選ぶときの目安
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平日に時間が取りづらいなら郵送やオンラインも視野に入れつつ、一度は自分のエリアを担当する窓口に顔を出しておく
最近は申請書の様式や提出方法が見直されている地域も多いので、三鷹市で申請するときも、最新の受付方法を事前に公式サイトか電話で確認してから動くと安心です。
今日からできる準備と佃が大事にしていること
今日からできる一歩として、まずはノートかスマホに「どんなときに困っているか」「家族としてどこが負担に感じているか」を箇条書きで残しておくと、後から要介護認定の申請や訪問調査のときに役立ちます。
三鷹みっけのライターとして街を歩いていると、介護のことは「いつかちゃんと調べよう」と思いながら、つい後回しになりがちなテーマだなと感じますが、日常のついでにメモを残したり、帰り道で地域包括支援センターの場所を一度確認しておくだけでも、いざというときの安心感がかなり違います。
わたしがいちばん大事にしているのは、完璧に準備してから動くのではなく、今日の帰り道に一つだけ「聞ける場所」を持っておくことです
もし今、「要介護認定のことをそろそろ考えなきゃな」と感じているなら、今週末にでも家族で10分だけ時間をとって、困っていることを一項目だけ書き出してみる時間をつくってみてください。
そのメモが一枚あるだけで、市役所や地域包括支援センターに相談に行ったときに話しやすくなり、これからの暮らし方を一緒に考えてもらいやすくなるはずだと感じています。
今日か明日のどこかで「一つだけ書き出してみる時間」をつくることから始めて、少しでも肩の荷が軽くなるきっかけになったらうれしいです













