海外旅行前に「そういえば車を運転するんだった」と気づいて、あわてて調べ始める——そういう流れ、結構ありますよね。
三鷹市を拠点に地域情報メディア『三鷹みっけ』のエリア担当ライターをしている、佃隆です。わたし自身、手続きの場所が分からないと後回しにしてしまうタイプなので、まず「どこへ行けばいいか」から調べる癖があります。
この記事では、申請先の動線、持ち物、受付時間、渡航先によって違う点の順に整理しています。
「国際免許」と呼ばれるものの正式名称
一般的に「国際免許」と呼ばれていますが、正式には国外運転免許証という名称です。日本の運転免許証を持っている人が、ジュネーブ条約の締約国で運転するために発行される証明書になります。
申請できるのは、東京都内に住所がある方に限られます。三鷹市在住であれば、警視庁が窓口になります。
三鷹市からの申請先を調べる流れ
三鷹市から行ける窓口は、大きく分けて二つのルートがあります。即日交付を希望するなら運転免許試験場か指定の警察署、平日に時間が取れない場合は選択肢が限られます。
- 府中運転免許試験場
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三鷹市から比較的アクセスしやすく、平日と日曜に受付あり。即日交付の窓口。
- 立川警察署(指定警察署)
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指定警察署のうち三鷹市に近い窓口のひとつ。平日のみ受付、即日交付あり(原則)。
- 新宿・神田の更新センター
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平日のみ受付。都心方面に出る機会があれば選択肢に入る。
わたしなら行き方がパッと分からない場所は後回しにしてしまいます。府中か立川か、どちらが動きやすいかは路線と用事のついでで判断すると無理がありません。各窓口の所在地や最新の受付状況は、警視庁の公式サイトで事前に確認しておくと安心です。
受付時間と休みの日を先に確認する
受付時間は、運転免許試験場と指定警察署で少し違います。出発が近いと「今日行けるか」が気になるところ。
- 試験場:平日・日曜 8時30分~16時30分
- 試験場の日曜:11時30分~13時は受付なし
- 指定警察署:平日のみ 8時30分~16時30分
- 指定警察署:11時30分~13時は受付なし
- 土曜・祝日・年末年始はすべて休み
日曜に行ける試験場は助かりますが、昼をまたぐ時間帯に受付が止まる点は見落としやすいです。出発日の2週間以上前を目安に動き始めると余裕が生まれます。
即日交付かどうかは窓口によって変わる
国外運転免許証は原則即日交付ですが、状況によっては当日受け取れないこともあります。警視庁の公式情報でも「原則」という表現になっているため、断言はできません。
出発が差し迫っている場合は、窓口に電話して当日の混雑状況や受け取り見込みを一度確認してから向かうほうが、二度手間を避けやすいと感じています。
持ち物で見落としやすいもの
必要書類は警視庁の公式ページに明記されています。ただ、写真のサイズや撮影条件を見落として当日やり直しになるケースが、意外と多いんですよね。
- 運転免許証(必須)
- パスポート原本(なければ渡航証明書類)
- 写真1枚(縦4.5cm×横3.5cm)
- 手数料2,250円
- 古い国外免許証(持っている場合)
マイナ免許証と従来の免許証を両方持っている方は、2枚とも持参が必要です。このあたりは、令和4年以降の制度変更で条件が変わっています。
写真と免許の期限で詰まりやすい点
写真は申請前6か月以内に撮影したものが必要です。パスポート用と同じサイズ(縦4.5cm×横3.5cm)なので、パスポートを作ったときの写真が余っていれば使えることもあります。ただし、6か月を超えていれば撮り直しが必要です。
もう一点、忘れやすいのが国内の運転免許証の有効期限。国外免許証は発行日から1年間有効ですが、渡航中に国内免許の期限が切れると国外免許も無効になります。

渡航中に免許が切れそうなら、先に更新を
渡航先によって扱いが変わる部分
国外運転免許証が通用するのは、ジュネーブ条約の締約国に限られます。国によっては条約に加盟していても、国外免許証だけでは運転できず、別の手続きが必要な場合があります。
たとえばドイツやスイス、台湾などは、国外免許証ではなく日本語以外の翻訳文や別の証明書が求められることがあります。渡航先が決まっている場合は、その国の大使館や外務省の情報を別途確認する必要があります。
「国外免許証があれば世界中で運転できる」とは言い切れない——ここが、一番迷いやすいところだと思います。
レンタカーを使う前に見ておきたい点
現地でレンタカーを借りる場合、国外免許証だけでなく日本の運転免許証の原本も一緒に提示を求められることがほとんどです。両方の携帯を前提に準備した方が無難。
また、レンタカー会社によっては年齢制限や追加書類を求める場合があります。現地の会社の条件は事前に確認しておくと、空港に着いてから焦らなくて済みます。
間違えやすいこととよくある思い込み
先に結論を言うと、国外運転免許証は「国際免許証」という別名で呼ばれることが多いですが、正確には同じものを指しています。ただし、国によっては「国際免許証」という言い方自体が通じず、現地の基準での手続きが優先されます。
もう一つよくある思い込みが、「警察署ならどこでも申請できる」というもの。東京都の場合、指定されているのは世田谷・板橋・立川の3署のみで、三鷹市内の警察署では申請できません。
この手続きが向かないケースもある
免許停止処分中の方、大型特殊・小型特殊・原付・仮免許のみの方は申請できません。該当するかどうか不安な場合は、窓口へ行く前に電話で確認することをお勧めします。
また、渡航先がジュネーブ条約の締約国でない場合、国外運転免許証そのものが使えません。その場合は渡航先の現地免許取得など、別のルートを調べる必要があります。
公式情報を確認する場所はここです
申請場所・受付時間・必要書類の最新情報は、警視庁の公式サイト(国外運転免許証取得手続)で確認できます。制度は変わることがあるので、出発前に一度確認しておくと安心です。
渡航先の扱いについては、外務省の海外安全情報や、渡航先の大使館の情報も参照してみてください。JAFのサイトでは、翻訳文が必要な国の一覧を確認できます。
三鷹市から動きやすい窓口(府中・立川・新宿など)を一つ決める。
写真の撮影日が6か月以内かどうかも確認する。
国外免許だけで運転できるか、翻訳文が別途必要かをチェックする。
出発前にわたしが最初にやること
まず警視庁のサイトを開いて、府中と立川のどちらが行きやすいかを確かめます。行き方がパッと分からない場所だと後回しにしてしまうので、「乗り換えが少ない方」を基準に決めるようにしています。今日の空き時間に路線と所要時間だけでも調べておくと、次の週末に動きやすくなります。
持ち物は、パスポートの場所と写真の撮影日を先に確認します。写真の日付が6か月を過ぎていると、当日に撮り直しが必要になるので、ここだけは早めに見ておく価値があります。
「申請先と持ち物が分かった」だけでも、出発前の気持ちがだいぶ落ち着くと感じています。渡航先で車を使う予定があるなら、今日の数分で確認しておいてみてくださいね。













